HONESTIESが介護現場における「裏表のない肌着」のメリットに関する調査結果を発表

「裏表のない」介護インナーの使用により、要介護者の83%で着替え時間が短縮
〜人手不足が深刻化する介護現場の労務軽減に寄与する可能性〜

 

■ 調査の背景

HONESTIESは「衣服のバリアフリー」を理念に掲げ、裏表や前後の区別をなくしたユニバーサルデザインのウェアを展開しています。この活動の一環として、ハンディキャップのある方の自立支援と地域課題の解決につながる新サービス開発(*)を進めています。

このたび、要介護の方が入居されている高齢者施設において、HONESTIESが開発した「裏表のない」前開き介護インナーをご使用いただき、利用者および介護スタッフを対象としたアンケート調査を実施しました。

その結果、肌着を「裏表なし」に変えるだけで、8割以上の方において着替え時間が短縮され、介護スタッフの労務軽減やストレス改善につながることが確認されました。

(*内閣府が指定する一般財団法人日本民間公益活動連携機構(JANPIA)の「休眠預金活用事業」)


■ 調査結果

 

 

入居型高齢者施設において、要介護4(生活のほとんどに介助が必要な方)の入居者を対象に、HONESTIES製品使用後のアンケート調査を行いました。

今回使用した製品は、「裏表のない」介護向け前開きインナーです。本製品は、従来裏側にある縫い目や襟のタグをなくし、裏表の区別なく着用できる仕様としています。さらに、どちらを表にしてもボタンが「左前」になる設計としたユニバーサルデザインの肌着です。

調査では、従来の肌着と「裏表なし」インナーを使用した場合の着替え所要時間の差を測定しました。また、着替え介助を担当した介護スタッフに対し、「裏表なし」インナー導入後の労務負担やストレスの変化についてアンケートを実施しました。

その結果、以下の回答が得られました。

  • 要介護4の入居者の83%で着替え時間が短縮
  • 介護スタッフの100%が「着替え介助の時間が短くなった」と回答
  • 介護スタッフの100%が「着替え介助が楽になった」と回答
  • 介護スタッフの73%が「着替え介助に関するストレスが減った」と回答

以上の結果から、「裏表のない」インナーの導入が、着替え介助の効率化と負担軽減に寄与する可能性が示されました。


■ 今後の展開

今回の調査により、着替え介助を必要とする方およびその支援者にとって、「裏表のない」前開きインナーには着替え時間の短縮というメリットがあることが確認されました。

HONESTIESの「裏表なし」インナーは、高齢者に限らず、さまざまなハンディキャップにより着替えに課題を抱える方々の自立を支援し、あわせて介助者の労務負担を軽減できる可能性があります。今後も、衣服を通じた社会課題の解決に取り組んでまいります。


■ 調査概要

  • 対象:高齢者施設に入居する要介護4の方(18名)、着替え介助に従事する介護スタッフ(11名)
  • 調査方法:モニター商品を一定期間使用後のアンケート調査(選択式・自由記述式)および使用前後における着替え所要時間の測定

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